こんにちは♪【やまち】です。
8月最終週に娘の夏休みが終わり小学校の新学期がスタートしています☆
今回はいろいろ思うことがあり、娘の自主性に任せてみた夏休みの宿題の管理。
どんな進み具合でどうなったかというと・・・。
結果は・・・。
夏休み最終日。
こりゃ徹夜だなという量の宿題が残っていました!笑
この状態を見た親なら、「この夏休み何やってたの!?」と叱るべき案件なのかもしれませんが(あ、もちろんグチグチ小言はわたしもいいましたが。笑)、最近、子育てに対する思いがかなり変化しているわたしには、これも娘にとっていい経験になったのでは?この体験ができて娘はよかったのではないか?と思うことができました。
今回はそんな心のうちをつづってみようと思います☺
夏休みの宿題が終わらないのは親の問題ではない!
子育てってほんと難しいですよね。
子育てをしていると思い通りにいかないことばかり!
毎日イライラ、大きな声で怒鳴る日々。自分の感情すらコントロールできなくなります。
この負のループを抜け出したくて、自己流ですがたくさんの情報をインプットしてきました☺
そこで出会ったのが、わたしが選ぶ子育て法*親業訓練講座の【勝負なし法】を取り入れています☆子供と対立しないための選択肢でも書いた親業の考え方や、個人的に興味をもって情報を集めたコーチングやアドラー心理学の勇気づけ法。
あとは、テレビ番組で一躍有名になった心理カウンセラーの心屋仁之助さんの考え方にもとても共鳴を受けました☆
子育て方法を学びたいというよりかは、心理学的なものに惹かれていったのかな。
きっと子供がどんなことを思っているのか?どんなことを考えているのか?そんなことが知りたかったんだろうなと思います。
でもいろいろ学ぶうちにわかったことがあります♪
それは、いくら自分が生んだ子供であるといっても、子供とわたしは別人格!
子供が本当のところで何を思っているのか?何を考えているのか?なんてわかりっこないってこと。
それと同時に、まだまだ小さい子供であっても、自分なりに考えていること、思っていること、やりたいことがたくさんあるってことを感じるようになりました。
当たり前のことなのかもしれませんが、子育てを始めたばかりのわたしは、まだまだ小さい我が子、親のわたしがしっかりしていい方向へ導いてあげなければ!なんて思っていたのかもしれません。
今思えば子供なんて簡単にコントロールできるくらいに思っていたのかな・・・。
でもいざ子育てを始めてみれば、思い通りになることなんて一切ない!って言っていいくらいわたしの思い通りになんてならない!笑
で、ようやく気づき始めたんです♪
子供をなんとかしようなんて無理!
そもそも子育ての最終目的は、子供が自立すること。
一生親が子供のそばについていてあげることはできない!
親ができることってその自立までのサポートでしかないんですよね☺♪
あとは、親業やコーチングの考え方に触れたとき、子供に起こっている問題を自分の問題だと思わないこと!という内容の話をよく耳にしました。
子供に起こっている問題なのに、親のわたしがなんとかしなきゃって思っていたことたくさんあったな。
子供に問題行動が見られると、わたしの子育てのせい?
わたしがなんとかしなきゃくらいに思ってた( ;∀;)
でもきっとそれって違うんですよね。
子供に起こっている問題はあくまでも子供の問題。
親のわたしが代わりに解決できることなんてないのかもしれません。
できることがあるとすれば、こんな解決方法もあるよと自分の経験から選択肢を提示してあげることだったり、不安な気持ちや困っている気持ちに寄り添ってあげることくらいなのかな。
実際のところ、わたしが思っているより子育てにおいて親が子供にしてあげられることってとても少ないのかもしれません・・・☺
そして、子供側からしても、子供は子供でちゃんと自分の力でそれを乗り越える力をひそめてる。
それを引き出してあげることが親としてできる最大のサポートなのかな☆
▽コーチングの考えに触れるきっかけになった和久田ミカさんが書かれた本♡
子育ては子供の話を『聞く』ことで9割がうまくいくんですって。でもこの『聞く』っていうスキル。簡単そうで意外と難しい。できていなかったことだと気づかされました。
子供の話をさえぎって自分の言いたいことを先にいうこと多い( ;∀;)
夏休みの宿題だってそう。娘の宿題が終わらないのもわたしの問題ではないんだな。
これは娘の問題。娘が自分で乗り越えていかないといけない問題なんですよね。きっと♡
夏休みの宿題を親の問題だと思い込んでいたわたしの過去体験
娘が小学1年生のとき。
親のわたしがしっかりしなければくらいの真面目がんじがらめの時期でした。
娘の夏休みの宿題は、わたしが1から10まで計画をたて、毎日のスケジュールや宿題のすすめ具合、宿題のやり方まですべてわたしが決めて娘には宿題をさせました。
娘にとって初めて出された大量の宿題に、計画を立て計画通りにすすめることの大事さを教えなきゃと必死だった気がします。
でもこれよく考えてみると、娘のための計画ではなく、完全にわたしのスケジュールに合わせた計画。
娘のその日の体調や気分などはおかまいなく、ただわたしの都合のいいような計画でした。
有無を言わさず高圧的な態度でなかば強制的にやらせていたようにも感じる夏休みの宿題。
計画通り夏休みの宿題は夏休み中に終わりましたが、夏休み中、特に家にいる間はずっと空気が悪く、夏休みの楽しさのかけらもありませんでした。
だって娘の気持ちはおかまいなくで、わたしに無理やりやらされているかような夏休みの宿題。
夏休み中毎日バトルです( ;∀;)
わたし、無理にやらせる→娘、嫌がる→わたし、怒る→娘、泣く
と負のスパイラル( ;∀;)
楽しいわけがありませんでした。
次に小学2年生の夏休み。
去年の反省をもとに、もう少しわたしの管理をゆるめることにしました。
行動が遅い子供にイライラ!わたしが試して効果があった方法とは?でも書きましたが、わたしがいろいろ口を出さずとも娘が自分の目で確認できるようにと、スケジュールボードを作ったり、それをチェックするチェック表を作ったり。
このおかげで夏休み中のわたしの小言は少し減りましたが、このボードやチェック表の効果は目新しさがあった最初だけ( ;∀;)
肝心の夏休みの宿題は最終日には終わらず、結局最後にわたしの怒りが爆発することになりました。笑
そして、この年の夏休みの最終日は、わたしも一緒になって宿題を仕上げるはめに( ;∀;)
手伝ってあげないと、この宿題はできない!と思っていたんですよね。
終わらない夏休みの宿題からも学ぶべきことがある!
何かにつけ、先回りして手をだしたくなるのが親心でもあるのでしょうが、少しわたしの子育てが過保護すぎたのか、新たな問題が見えてきていました。
娘が自分でどうしたいかを考えなくなったように感じていたのです。
なにか問題がおこるたびに「どうすればいい?」と聞いてきたり、やる前から方法を考えもせず「無理!できない!」というようになっていたり・・・。
自分のことなのに、自分で考えて自分で決めることをしなくなっていたんですよね。
これはまずい。きっとわたしがあれやこれやと手を出しすぎた結果なのかもしれない( ;∀;)
そんなこともあり、今年の夏休みの宿題は夏休みの宿題を早く終わらせるために親としてできることを考えてやってみる☆でも書きましたが、最低限わたしができるサポートのみしてあとは娘にすべて任せてみることにしたんです☺
結果は冒頭にも書きましたが、最終日になっても宿題は大量に残ったまんま。
でもここでも娘にどうしたいかを決めてもらいました。
わたしからは、娘がそれでいいと思うなら(←ここが大事ですが)宿題をやらない!っていう選択肢もあるよ、ということは伝えていました。
宿題に対する考え方は人それぞれ、各家庭で考えが違うと思いますが、最近のわたしは、娘が本当に宿題をしたくないのであればその選択肢もありなのではと思っています。
宿題をしなくていいと思っているわけではなく、娘が自分の思いをきちんと表現できること、口に出して思いを伝えることができること、自分のことは自分で決めれることの方がよっぽど大事だと感じるようになったからです。
▽幸福感の調査でも学歴や収入よりも自分の進路を自分で決める「自己決定度」が日本人の幸福感に大きく影響しているという調査結果も出たみたいですね☆
幸福感:収入・学歴より「自己決定度」 神戸大と同大調査 | 毎日新聞
うん!我が子にも自分のことは自分で決められる力を身につけてほしい。
結局、娘がどうしたいかを考えてもらい、娘が出した答えは宿題を終わらせてから学校へいくという判断でした☺
娘がそう決めたなら親のわたしはサポートするのみ。
宿題が終わるまで見守ることにしました。(今回は手を出さず、こころのサポートに徹しました☆)
眠たくて寝そうになる娘に喝を入れ、笑、娘がSOSを出してきたときだけ手を差し伸べる☺
(わたしは自分はしたいことするために起きてるだけよ☆って感じでずっと横でブログ書いてました。笑)
そして仕上がったのは朝の5時!!
これ本当に終わるのだろうか?という量の宿題でしたが、なんとか自分の力で終わらせることができていました。
今回は娘が自分の力で乗り越えたな(^_-)-☆
最近特に思うのは、子供には今のうちにどんどん失敗したらいい!ってこと。
今回もそのひとつ。
夏休み中、宿題をしなかったらどうなるのか?娘は自分の身をもって感じたことでしょう。
そして、どうやら娘は勉強や宿題をするのが嫌いではないようです。ただ毎日楽しいことを優先したいだけ。
そして、宿題をもっていかないという選択肢は娘の中にはなかったということもわかりました。
決められたことや学校のルールは守るものという感覚は身についているんだろうな。
これは親としての収穫かな。娘が感じていること、娘が大事にしようとしている感覚を少し垣間見ることができました☆
きっとこの朝までかかって宿題を仕上げた経験は娘にとっていい経験になったのではないかと思います☺
実際次の日に聞いてみると、「もうあんなしんどいことは嫌だ!来年からは早く宿題を済ませる!」って言っていました。笑
最後に
親が先回りして子供に失敗させないようにすることはある意味簡単なことかもしれません。
でもそのことによって得られる貴重な経験を奪うことにもなるのかな。
だとしたらわたしは今まだ親がいくらでもフォローしてあげれるうちにどんどん失敗や大変な経験をしておいで!と思うようになりました。
もしも夏休みの宿題が終わらなかったとしても、きっと実際はそんな大きな問題ではないですよね♪
せいぜい学校で先生に注意されるくらい☺?
それよりもこの夏休みで普段できない経験をたくさんして子供の心は確実に成長しているはず♡
そこに目をむけていきたい♡そんなことを感じた今年の夏休みでした☺
最近は親がどこまで手を差し伸べ、どこまで子供の主体性に任せるのか、そのはざまが難しい。
子育ての試行錯誤はまだまだ続くんだろうな♪
▼コーチングを元に書かれたこちらの子育て本☆子育ての大切なことに気づく転機になった本でした☺
▼親業の【勝負なし法】を子育てに取り入れています☆
実際はまだまだガミガミイライラかーちゃんですが、この方法を知ってから子供の可能性の大きさを感じるようになった気がします。
子供の発想や才能、伸ばすも潰すも親次第!?
親業訓練講座【勝負なし法】を子育てに取り入れるわたしの子育て方法とは?子供との対立に悩めるママへ - 選びながら生きていく☆
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